ピラティスとは、筋力を強化し、柔軟性を高め、健康を改善するために、ジョセフ・ピラティス氏が考案したエクササイズです。
マット、または機器を使用します。
10歳から100歳までどんな人にも適しています。
(医師から運動を止められている方はこの限りではありません)
①呼吸(Breathing)
呼吸は心と身体の間の必要不可欠なつながりです。
細胞に酸素を送り、肺活量を高め、動きに統合します。
②集中(Concentration)
いま、自分が行っていることに意識を向けます。
自分が何を、どのようにしているか?を知ることが改善の第一歩です。
③コントロール(Control)
正しいフォームやアライメント、力加減を理解し、持続していきます。
④センタリング(Centering)
全ての動きが中心から始まります。
力強く安定し、柔軟性のあるセンターを作ります。
⑤正確性(Precision)
正確なフォーム、位置で動くことで効率が上がります。
⑥バランスのとれた筋肉(Balanced Muscle Development)
正しいポジションでトレーニングすることで、姿勢も改善し、身体能力も高められます。
⑦リズム/流れ(Rhythm)
全ての動きはリズムと流れを持って、滑らかで機能的な動きを作り出します。
⑧身体全体の動き(Whole Body Movement)
動きと身体と心を統合します。
⑨くつろぎ(Relaxation)
心身が健康であるためには、努力とくつろぎのバランスが重要です。
必要ない緊張を解き放つと、動きや生活が楽になります。
ジョセフ・H・ピラティスは1881年頃ドイツに生まれました。
幼少期は病弱だったため自分の健康を改善するために、心と身体を強くする方法を模索し始めました。
ボクシング・レスリング・体操・ヨガ・座禅を体験し、第一次世界大戦中には収容所で負傷兵にエクササイズを指導しました。
1926年ニューヨークに渡りスタジオを構え、あらゆる職業のクライアントを指導しました。
中でも怪我をしたダンサーのリハビリをきっかけにダンス界から注目され、世界中に広まっていきました。